方向音痴の人が、行くべき方向と逆に行ってしまうのは、見覚えのある景色の方向へ行ってしまうからだそうです。
人間には方向を感知する器官が無いのに、方向音痴ではない人は、地図を見れはすぐに今の場所や行くべき方向を理解します。
でも、方向音痴の人はそうはいかない。必ず逆に行ってしまう。
一度方向音痴の友達と初めての土地で飲食店に入り、出た後に友達に行く方向を任せたら、帰るべき方向の逆を堂々と向かい始めました。
どうしたのかと聞いても何の疑問も抱いておらず、正しい方向だと思っていました。
つまりどういう事かというと、友人が向かった方向とは、店に来るときにずっと見ていた方向の光景だから、見覚えのある方向に行ってしまったということなんですね。
正しい方向は、来る時にずっと背を向けていた方向だから違和感ありまくりなんです。
今現在でも方向音痴のメカニズムは解明されていませんが、男女差はほぼ無いと言われています。
方向音痴の方は、一度苦手意識を外してみるのも良いのかもしれませんね。